2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

無職が読む羅生門

中学のときに読んだ羅生門、これって無職向けやんと気付き読み返してみた。一読して思うのはこれ程端正な文章はそう見ないぞということ。芥川の顔のようだ。大学の頃文学をイケメン/ブサメンの対立項で全てぶった斬ろうと試みた記憶。乱暴な話だが、志賀や芥…

天空の城ラピュタ(感想など)

おは!おは!こん!こん! ラピュタやってましたね。久しぶりに見ました。 子供のころぼくんちではラピュタ、チップとデール、ロードランナーがヘビロテ、ダンボ少々でピリッとスパイスを加えるというスタイルでした。 教訓的一口メモ 残業もたまにはいいか…

『パターソン』感想

予定は夜に飲み会だけ。かなり早めに家を出て、街を徘徊し映画など見て待ち合わせ場所に向かうときの優越感。無職の特権です。アーハー そんなわけでジム・ジャームッシュの新作見てきました。そういえばパリステキサス好きだったなーと思って今ジャームッシュの…

無職一時引退

こんばんみ。 私、RSK2は不本意ながらこの度無職を引退することとなりましたのでここにご報告申し上げます。 このブログを開設するまでに既に無職ってたので、まあ結構エンジョイできました。今度のお仕事は事務系というか制作系というかそんな感じのやつで…

ミシン台と蝙蝠傘

とんかつDJアゲ太郎アニメになってんじゃねえか!!!今更知ったよ。お前はこの一年間何をしてたんだよ!!いや二十九年間だよ!!全くだからお前はだめなんだよ。ということでブルトン大先生もびっくり意外な組み合わせを集めてみた!

GTAと龍が如く

今日はユールの導入していた概念をもとにちょっとGTAと龍が如くについて(基本的に5と極)早口気味で語ってみようと思う。 基本性質としてGTAは創発型ベース、龍が如くは進行型ベースといっていいだろう。これは世界の実装方法としても現れており、前者は完…

イェスパー・ユール『ハーフリアル』を読む(Chap.6)

Chapter6 結び この章は短く、まとめです。

イェスパー・ユール『ハーフリアル』を読む(Chap.5)

Chapter5 ルールとフィクション 本章ではゲームのルール的側面とフィクション的側面がいかにあり、また機能するかについて考察している。 カイヨワのことばを引くと両側面とも現実世界から当該ゲームの空間を分離させるという機能面で(手法は異なれど)等し…

イェスパー・ユール『ハーフリアル』を読む(Chap.4)

Chapter4 フィクション ゲームのフィクションはルールに依存する 虚構世界 あらゆる虚構世界は不完全である。なぜならすべてを描写することはできないから。ゆえに欠落部分は受け手によって補充される。この補充は現実世界や当該ジャンルの知識によって行わ…

イェスパー・ユール『ハーフリアル』を読む(Chap.3 後編)

楽しいルール―興味を引く選択と思考の美的感覚 シド・マイヤー「ゲームとは、興味を引く選択肢の連鎖だ」 興味を惹く選択肢とは

意味なんてないよ。あるのは感情。

どもです。ゴロフキン引き分けで防衛でしたね。リマッチしそうなので楽しみ。 さて、表題の件ですがちょっと前に2ちゃん眺めてたら、女子高生の最近のはやり言葉みたいなスレで見た。あるはやり言葉についてこれどんな意味と聞いてかえってきた言葉らしい。 …

イェスパー・ユール『ハーフリアル』を読む(Chap.3 前編)

Chapter 3 ルール ゲームがenjoyableであるのは①挑戦課題の解決による達成感をプレイヤーが楽しむ②複数人参加型においては他者との競争や協力を楽しむという点が主要な要因であるが、そのような場でルールはどのように機能するのか。

イェスパー・ユール『ハーフリアル』を読む(Chap.2)

Chapter2 ビデオゲームと古典的ゲームモデル 多様な「ゲーム」にはウィトゲンシュタインの言うような家族的類似だけがあるようだ。何をもってゲームといえるかをこの章では考察していく。

イェスパー・ユール『ハーフリアル』を読む(Chap.1)

こんばんわ。 千葉雅也の欲望年表をちょっこし書いて、ランニングをしてきた無職でござりまする。今日からは表題の本を読んでいこうと思います。わりとさらっと目に。みんな大好きゲームの本です!

オタクにはアフリカがない

みなさま、この言葉を聞いてどう思いましたか?

ブログ一か月経過報告

こんばんは。 昨日はきもいラブレターを書いてしまったわけだが、ブログもちょうど一か月目だった。興味ないと思いますが、個人的備忘録として書いておきます。

回顧録、911に際して

ワールドトレードセンターのビルが崩壊しておよそ16年が経った。 あの時、ぼくは中学生で塾帰りにテレビで見た。ちょうど家に帰り、リビングに入ったとき二機目が突っ込んできた。まさに目を瞠る光景だった。今このことを振り返るとすればおそらくヴィリリオ…

御御御付とサウスパーク

こんちは。今日も無職です。 サウスパークのゲーム新作において難易度と肌色が連動することが明らかになりました。DUDE! jp.automaton.am 率直さを理解するには迂遠さが必要である。

飛べない鳥、泳げない魚 ―コジコジを支える常識人

幼少の頃、コジコジやぼのぼのを強く愛好していた者はニートになる確率が高いという。今日はひたすらコジコジの素晴らしさを称揚します。 とりあえずwikiと公式貼っておきますね。 さくらももこ劇場 コジコジ コジコジ - Wikipedia プロレスラーではなくさく…

とうの昔にどーぷだったアプリたち

ども。 あんまりね、七面倒くさいご本の話ばかりしていても疲れるからね。最近いいなと思ったアプリです。 今までそれほどアプリあさったりしていなかったんですが、最近色々見るようになったんですね。なんせ無職ですからねエッヘッヘ

J・ヒリス・ミラー『文学の読み方』を読む(第六章)

第六章 比較による読み方、あるいは骨折り損をすること 『スイスのロビンソン』の前後 本作をネタ元たる『ロビンソン・クルーソー』とアリスシリーズを比較する。 修正主義批評としての『フォー』 更に『ロビンソン・クルーソー』をクッツェーの『フォー』と…

J・ヒリス・ミラー『文学の読み方』を読む(第五章)

第五章 文学の読み方 読み方を教えるのは骨折り損 二つの矛盾した簡単には両立できない読み、これを読みのアポリアと呼ぶ。 熱狂としての読書 一つ目がアレグロの読み、素朴読み、子供のような読みである。

J.ヒリス・ミラー『文学の読み方』を読む(第四章)

第四章 なぜ文学を読むのか バーチャル・リアリティは素晴らしい 聖書は文学ではない プラトンにせよ聖書にせよその著作はパリンプセスト的―過去の書き込みを消し上書きされる―である。また聖書は西洋においては絶対的権威がある

近頃どーぷなものども

今日は最近かっけーと思ったものをはるだけ! 今更かよとそこかよとか思ったら※欄でボコってくれよな! まずはSUSHIBOYS ネタの内容的にネットでもバズりそう。タモリとかダンボルギーニとか。

J・ヒリス・ミラー『文学の読み方』を読む(第三章)

夢物語としての文学? ドストエフスキーの「まったく新しい世界」 『ペテルブルグの夢―詩と散文に見る』を引用、これはラスコーリニコフが眼にする場面として反復される。現実世界のグロテスクな変形。「現実世界」よりももっとリアルなもの。シレーノス的な…

J・ヒリス・ミラー『文学の読み方』を読む(第一章、第二章)

第一章は文学の死とか成立条件(国民国家や国語など)、メディアの発展とかシニフィエなきシニフィアンなどそんな感じ 第二章 バーチャル・リアリティとしての文学 取り上げず見出しを書きだすと

そこに愛はあったかい?

土下座100時間:『童貞。をプロデュース』について - livedoor Blog(ブログ) 8.25(金)「童貞。をプロデュース」 10周年記念上映中止の経緯・ご報告につきまして | SPOTTED PRODUCTIONS 加賀賢三さんのブログに童貞。をプロデュースの件についてアップされ…

沼田真佑『影裏』

実家に帰ったらですね。文藝春秋がおいてあるわけですね。やっぱり。 そしたら読みますよね。芥川賞受賞作。結構短いのですぐ読み終わります。 で感想としてはイッツノットマイビジネス、興味ないね。という感じでした。じゃあ書くなと言う感じですが、無職…

社会人というこの堪え難きことば

わたしは社会人ということばが嫌いです。29歳無職がそう語ります。 それはあなたが無職だからですかと問われると、いいえ25歳広告代理店営業のときも18歳高校生童貞のときも、23歳ニートのときも、−1歳精子のときも嫌いでしたと宣いました。無職であることが…

ジャコメッティ展

面接終わりに六本木行ってきた。 平日の昼間にしては人多めだったかな。 ジャコメッティさんは現象学的なノリでいろいろやりたかった。