そういえばと思い、いった。
3会場まわれるやつ買った。
昔バッタがインターコンチにぶら下がっていたのを思い出す。あれはもう20年くらい前か。しかもあいつは下向きだった。ぶら上がってはなかった。
こういうイベントはもっと街にあふれだしててほしい。石内都さんのは馬車道駅にあったけど、正直そんな力入ってない感。
現代アートってそこにもうあるってわかっていると、はあそうですかという感じにしかならず、おれからしたらいきなり横からぶん殴ってほしいわけだ。
なんじゃこれはああああというのがあまりなく。
ポジなことを言っておくと富山妙子さんはちょっと暗い感じあるけどめっちゃ好きでした。丹羽良則さんの「自分の所有物を街で購入する」はなんかずっと見ちゃった。こんなんレジの金が合わなくなるから迷惑行為でしかないのだが、なんか面白いよね。資本主義社会に物申す! バチーン!! みたいな感じではなく、ちょっと小馬鹿にする、だけどそもそも自分自身が大馬鹿だよみたいなのりは愉快です。それでこれ見てたら横浜美術館ではほとんどスルーしてた両替をし続けるやつとか水たまりをすすって横に移すやつとかもこの人やーって自然と分かった。そういうのって一つアーティストとして強みだよねと。
あと青く囲まれた映像みるとこは人が溢れてて何回か覗こうとしたが、諦めた。
そのほかではやたら大井競馬場のフリマ推しの人がいて、そこで買った絵にワサビ書いて売ってますというのがツボだったというか親近感みたいな、そんな感じ。
ただ己の感受性不足もあってか、全体的にしょぼめだったかなというのが正直な感想。もっと街全体を揺さぶってほしいと私は希望する。