Hotline Miami 2とピグマリオンとジョンウィック2

コロナ時代の行動様式ってガルシアマルケスの本にありそうだなって思いながら久々にブログ書く。

Hotline Miami 2

ずっと積んでたのをやっとやった。1と比べて2はかったるいところが多いとは聞いていた。視野外からの射撃がたしかにうっとおしい。

1では主人公=プレイヤーという面が強調されておりそれがシナリオ、ゲーム性とマッチしていた。プレイ=暴力に慣れてくるプレイヤーに対する言及がゲーム内でされていた。一方2は群像劇であり、1の謎を明かすものとなっている。このストーリーはなかなか気の利いたもので、演出もよい。そして最後にはすべて無に帰す。1が刺さりまくってしまった人間としては相対的に評価は下になってしまうが、なお良ゲーではある。

クリア後にYoutubeでスピードラン動画を見たら難易度に関してはやる人がやればあんだけ爽快になるのか、文句を言うのは甘えだったなと思うが私には無理。


Hotline Miami 2: Wrong Number NG+ Speedrun in 33:50

ピグマリオン

バーナードショウの戯曲、光文社の新約がキンドルアンリミテッドにあったので読んだ。言語学者がヒギンズが花売り娘イライザを上流階級の娘に仕立てる話。オリジナルの神話と違うのは自分の理想の女性を作り上げるということではなくあくまで学者としての好奇心に基づくということで、メロドラマではないこと(ヒギンズは理想の女性が母親と公言し、若い娘が嫌い)。これをもとにしたマイフェアレディも今度見てみようかな。たぶんこっちはメロドラマでむしろ神話よりぽいかも。

ジョンウィック2

マイアミからの流れでどちらも2だがこっちは1からと構造に大きな相違はないが勢いが若干足りない(ような気がする、だいぶ前に見たからよく覚えていない)。多分原動力がわんこの恨みじゃないから?

最初のマフィアのおっさんの顔芸が面白い。そういえばこれもロシアンマフィア相手だった。ちゃんと装備の説明がスタイリッシュにされて以降のシーンでその能力が示されるのがよい。モーフィアスもでる。今回はわんこは無事だが名前はまだない。