オタクにはアフリカがない

みなさま、この言葉を聞いてどう思いましたか? 

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恐らくそう思ったのではないでしょうか。

私もです。これはブライアン・イーノのことばです。

 

今日も無職は本屋で立ち読み、するとWIREDのアフリカ特集が眼に入ったので雑誌を手に取ると冒頭にブライアン・イーノの記事が載っておりました。

何やらコンピュータやオーケストラにはアフリカがないだの、一瞬何を言ってるだという感じですが、面白そうなことを言っています。95年のインタビューを再掲していたようですが、邦訳はWEB上になさそうなので原文と関連記事を貼っておきますよ。

 Gossip is Philosophy | WIRED

http://naotokui.net/2008/12/イーノ1-iphoneにはアフリカがある/[イーノ#1] iPhoneにはアフリカがある! – Nao Tokui / 徳井直生

ブライアン・イーノ − ロックとは何か?音楽とは何か?を真に対象化し言語化できる希有なミュージシャン - match-pomp! diary

少し読んでみれば、直観的にはよくわかる感じです。

これって話のレイヤーは異なるけどアフリカバンバータに通じる感じな気がする。最終的な帰結が同じというか。細かいとこバンバータが何言ってるか忘れたので積んであったヒップホップ・ジェネレーションを繰ってみると

「彼らは、『お前はニガーではない。お前はカラードではない。ブラック・マン、ブラック・ウーマン、目覚めよ。そして自分を愛せ。自分を尊重せよ。アフリカに戻るのだ』という教えをか掲げていた。p.166

とあってこれはバンバータ自身のことばというよりネーション・オブ・イスラムの偉い人のことばみたいだった。これはルーツを思いだして連帯せよ。という文脈で違うと言えば違うのだが、あえて誤読することはできる。

 

わたしも生活にアフリカがないという感じがしたのでこのブログをこのタイトルにしたと思う。あまり伝わらないかもしれないが生活と仕事を一致させていきたいと思っている。この場合の仕事はアレント的に言えばレイバーではなくワーク。

これからこのイーノのことばは就活とかで使っていこうと思う。

 

志望動機を教えてください。

―御社にはアフリカがあったからです。