映像

『オッドタクシー』感想

皮肉屋のセイウチのタクシードライバーが繰り広げる日常系と思わせ…という話。タランティーノ的台詞回しにバルザック的な世界においてミステリーが展開される。表現手法の選択に必然性があることはフィクション作品の強度を高める。小戸川という主人公のキャ…

『ジャン=クロード・ヴァン・ジョンソン』感想

ダービーで自分を信じ切れず、中途半端な勝ちに終わり、目黒記念でそれを膨らまそうとしたところダミアンレーンが2着して水泡に帰した男の感想。 ウォッチリストにずっと入っていたのをやっと見た。これも池添さんとレーンさんのお陰です。 ****** この作品…

『レヴェナント』感想

バードマン大好きマンの感想。 ネトフリにて 一度死んだ男がひたすら生きて生きる。 ソリッドで非常にしんどい西部劇。クマもすごいのだが、そのあとがまあよくもまあとしかいえない。横になりながら見ているとグラス同様しばしば睡魔に襲われるのだが、完全…

『ゴースト・イン・ザ・シェル』(吹替版)感想

攻殻はひととおり(含漫画、除パチンコ)摂取した男の感想 公開時も行こう行こう思いつつ、ようやっとアマプラにてひとまず吹替版で。 ハードルがかなり下がってて普通に楽しめたよ。まあ普通ってレベルだけど少なくとも原作への冒涜だとかいうのは言い過ぎ…

『インランド・エンパイア』感想

リンチ監督はメジャーどこを少し見たことある程度の男の感想。 ネトフリでうさちゃんが眼についてみようと思ってたやつ連休で体力があるタイミングで、180分あるのでね。 やはりなかなかややこしい話ではあるが、好きなやつだった。 映画を作る映画、映画の…

『ドゥザライトシング』感想

スパイクリー監督脚本主演、2pacの流れというほどでもないが流れで。 街あるいは通りが主役の映画。黒人メインの界隈に各種人種がいる。そんな中スパイクリーのムーキーはイタリア系の一家のピザ屋で配達の仕事をしている。各人たちは同胞意識とその裏返しと…

『オールアイズオンミー』感想

仕事帰りブシヤでやっと見てきました。ALL EYEZ ON ME 2pacめっちゃにとる! しかしどうなんでしょう。なかなか平板な映画でした。 前半はインザジェイルでインタビュー受けて回想していくというながれが続くのですが、現在時(インタビューシーン)がかなり…

『溺れるナイフ』感想

昨日は小松菜成分が物足りなかったので引き続き。 素晴らしすぎひん?!これ レェエベルが違うよ。 海!山!とかいってぬかるみ!うんこ!うんこ!とぶち込めるとこ。 これがこの映画の素晴らしさ。小松菜とダース―さんの神々しさを存分に描きながらも彼らが…

『渇き。』感想

わたくし小松菜奈が見たくてですねヘヘヘヘヘ 映ってる時間は役所広司の方が断トツ多いですね。主役かー役所が主役か― 仕事でくさくさしててね。こっちは小松菜をみたいんだよ。このくそがーぶっ〇してやるー まあそういう映画ですね。やたら役所さんが罵り、妻夫…

『愛の渦』感想

昨日に引き続き三浦大輔監督シリーズ。 なんかエロい感じ?のやつとは知っててみた。 全然エロくなかった。かなり明確に起承転結と展開される作品 冴えない男(といっても池松壮亮ではあるのだが)、根暗そうな女(同じく門脇麦だが)乱交ぱーりーに参加して…

『何者』感想

朝井リョウ原作、三浦大輔監督 桐島の人とボーイズオンザランの人だー。たのしそーワキワキ 結構評判いいのは知ってましたが、今更ネトフリで。雪の日に。雪雪 新卒で自宅警備員に就職した私には縁遠い話ではありますが、若干の香は嗅いではいたので多少なりわか…

『オンリー・ゴッド』感想

レフン監督シリーズ これまで見たのは、ドライブ、ネオンデーモン、ブロンソンですね。 画面と音の使い方はザ、ニコラス・ウィンディングだぜっディンディン。 青と赤の光が美しく、とてもよくデザインされた構図が多いでございます。タイの猥雑さが程よくレ…

『ブロンソン』感想

連休はお絵描きしたり飲みに行くなどしていましたが、今日はブロンソンを見ましたで@ネトフリ ドライブ、ネオンデーモンなどは私見ました、レフン監督のやつです。 マイケル・ピーターソンakaチャーリ―・ブロンソンという実在人物を下敷きにした作品。理由…

Netflixで見るヒップホップ①

ネットフリックスはヒップホップ関連の作品がたくさんあります。 とりあえず今のところみたものまとめ Hiphop Evolution 結構前に見たのでやや記憶があいまい インタビューを中心にバンバータ、グランドマスターフラッシュ、クールハーク黎明期から90年代く…

最近、見たもの、聞いたもの。

大分時間が空いてしまった。あかんな。 とりあえず最近の記録 ブレードランナー 2049初日18時台にいってきた。2D IMAX 平日とはいえ半分程度の入り。まじですか。 ドゥニ・ビルヌーブさん、複製された男の監督。周りではそんなに評判よくなかったが、私は好…

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(感想)

ヨン・サンホ監督はアニメ畑の人で実写監督は初とのこと。すげえ 原題は釜山行きということで釜山には色々と含意があった模様。 大変評判がよろしいことだけは知って仕事帰りに見ました。 追いWiiからの 主人公はファンドマネージャー、生き血を啜る資本主義…

天空の城ラピュタ(感想など)

おは!おは!こん!こん! ラピュタやってましたね。久しぶりに見ました。 子供のころぼくんちではラピュタ、チップとデール、ロードランナーがヘビロテ、ダンボ少々でピリッとスパイスを加えるというスタイルでした。 教訓的一口メモ 残業もたまにはいいか…

『パターソン』感想

予定は夜に飲み会だけ。かなり早めに家を出て、街を徘徊し映画など見て待ち合わせ場所に向かうときの優越感。無職の特権です。アーハー そんなわけでジム・ジャームッシュの新作見てきました。そういえばパリステキサス好きだったなーと思って今ジャームッシュの…

飛べない鳥、泳げない魚 ―コジコジを支える常識人

幼少の頃、コジコジやぼのぼのを強く愛好していた者はニートになる確率が高いという。今日はひたすらコジコジの素晴らしさを称揚します。 とりあえずwikiと公式貼っておきますね。 さくらももこ劇場 コジコジ コジコジ - Wikipedia プロレスラーではなくさく…

そこに愛はあったかい?

土下座100時間:『童貞。をプロデュース』について - livedoor Blog(ブログ) 8.25(金)「童貞。をプロデュース」 10周年記念上映中止の経緯・ご報告につきまして | SPOTTED PRODUCTIONS 加賀賢三さんのブログに童貞。をプロデュースの件についてアップされ…

LIFE is illmatic

ニートにネットフリックス そういえば書いたままだったのであげとく。 今日はNASのドキュメンタリー見ました。

ブックなの?シュートなの?どっちが好きなの?

おしまいじゃねーよというわけで 童貞。をプロデュースフェラチオ強要事件の続き。 今回は前回引用したブログ、tweetにも記載あった映画制作時のトラブルケーススタディ

童貞。をプロデュース?

バズいものに絡んでいくコーナーその2 童貞。をプロデュースの10周年上映に伴う舞台挨拶で起きた事柄について この作品は知っているけど見たことがないが、松江監督の作品は山田孝之シリーズを含め数作みており比較的好感をもっていた人間が匿名性がそれなり…